
皆さん、インターネット検索やウェブサービスを利用する際にどのブラウザを使っていますか?
iPhoneであれば「safari」だったりAndroidなら「Google chrome」といったように元々インストールされているアプリを使う人が多いかもしれませんね。
私もchromeをずっと使ってきてはいたのですが、広告が気になって仕方ありませんでした。
広告が追いかけてきたり、時間差で浮き上がってきたりとあの手この手でリンクを踏ませようとくる最近のウェブサイトにうんざりしていた頃に「Brave ブラウザ」を見つけました。
このブラウザはサイトでの広告ブロックや動画内で再生される広告を自動でブロックしてくれる優れものです。
PCはもちろんiosやAndroidでも利用できるので気になった方はぜひ使ってみてください。
それでは機能を紹介していきます。
Braveブラウザとは

Braveは「ブラウジングの高速化」「広告ブロック」に特化した次世代ブラウザと紹介されています。
代表的なプログラミング言語であるJavascriptの生みの親であるブレンダン・アイク氏も開発に関わっているそうです。
近年、Web上の広告の量は日々増大しており現在も加速し続けています。
スマホやPCで無料で記事や動画を閲覧できるのはいいことですが、一度見たものを広告でおすすめされるということは誰しも経験したことがあると思います。
また、動画を見ていて急に広告が表示されるとイラっとしますよね。
そんなイライラを解消するために作られたのがこのBraveというわけです。
Braveを使用するメリット
筆者が使ってみて良かったと思ったことを3点紹介します。
広告をカット
まず何といっても広告をブロックできるのが最大の利点かと思います。
比較画像をご覧ください。


筆者がよく閲覧させてもらっているブログなのですが、上の画像はマイクロソフトの「edge」、下の画像は「Brave」でそれぞれ表示したものになっています。
パッと見ただけでも3つの広告をブロックしてくれています。
基本的にどんな広告も自動的にブロックしてくれるので、追いかけてくるやつだったり浮き上がってくるやつなんかも非表示にできちゃいます。
また、広告ブロックが標準装備なので難しい設定をする必要もありません。
そして「YouTube」や「ニコニコ動画」のような動画サイトでも、動画の始めに出てくる広告を表示しないようにすることができます。
これは非常に助かっています。
データ通信量を削減

これはブラウザを起動したときに表示される画面なのですが、節約できたデータ使用量は約1GB となっています。
通信量の節約もネット社会では大事ですよね。
スマホでコンテンツを視聴する際の、データ転送量の約4割が広告
今回調査した15の主要なコンテンツサイトの多くで、そのデータ転送量の半分以上を広告が占めていました。調査した15サイトの単純平均では、全データ転送量のうち約44%が広告と推計されます。これらの結果と、データ通信量の単価やWeb、SNS、動画サイト、メールといった項目ごとの利用時間・データ転送量等から類推すると、4人家族全員がスマートフォンを持っている場合、月々のデータ通信料金のうち約2,900円ぶんを広告のデータ転送に費やしていることになります。
株式会社KADOKAWA
これは株式会社KADOKAWAが調査した内容の一部なのですが、データ通信料の4割が広告というのは驚きですね。
広告をブロックできるということは、この4割の無駄をなくすことができるというわけですね。
読み込みの高速化
先ほどの画像でもう一点注目していただきたいのが、節約できた読み込み時間という箇所です。
1.3時間とありますが、もちろん広告を表示するために時間をかけて読み込まなくてはいけません。
非常に重い広告や、中には勝手に再生される動画広告などもあるため、それに時間を割くのはもったいないですよね。
時間の節約という観点でもBraveは活躍してくれるのです。
ポイントが貯まる
これはBrave独自の機能でBraveブラウザでWebを閲覧すると「BAT」という仮想通貨を獲得することができます。

先ほどと同様の画像ですが、右側に「Brave Rewards」という欄があります。
これが獲得したBATの合計残高になっています。
正直効率よく貯まるものではないので何とも言えませんが、ずっと使っていれば結構貯まるんじゃないかと思います。
また仮想通貨なので相場も存在します。もしかしたら将来はビットコインのように大化けするかもしれませんね。
投げ銭機能
貯めたBATを使用して好きなWebサイトに投げ銭をすることもできます。
使い道が無ければ、好きなWebサイトに応援として投げ銭してみてもいいかもしれません。
まとめ

以上がBraveブラウザの紹介になります。
私が使ってきた便利系アプリの中でもトップクラスの機能性だと思っています。
宣伝のために広告を打つのももちろん大切だとは思いますが、最近は少し過剰な気もしますし、このような対策をしていってもいいのかなと考えています。
気になった方はぜひ試してみてください。
ご精読ありがとうございました!